非常通信の出し方

概要#

  • 最近、トレランをするので非常事態に出くわす事を想定してやり方をメモしておきます。
  • そもそも自分自身が事故や遭難する可能性があるのでそのリスクヘッジにもなるので。神奈川県の丹沢山系でも携帯電話が繋がらないところが多数あるくらい、山は携帯電話が繋がる可能性が低いです。体感では山陰や谷は9割くらい圏外。表やメジャーな山の頂上なら届く。

大まかな流れ#

(1)伝える内容をメモしておく、この時自分の正確な位置がわかれば緯度経度などの情報も書き写しておく。
(2)メインチャンネル(145.00MHzもしくは433.00MHz)で緊急通信を出す。
(3)応答があれば相手にサブチャンネルを指定してそちらへ移る。
(4)メモした内容を伝える。
(5)確実に相手に伝わっている事を確認するため、復唱してもらう。
(6)相手のコールサイン、氏名、電話番号を教えてもらいメモする。
(7)相手に警察・所属山岳会へ連絡してもらう。

山岳事故発生#

(1)交信するための周波数(サブチャンネル)を運用周波数内で確保。
(2)非常通信周波数で呼びかける。

指定周波数呼出周波数運用周波数非常通信周波数
144MHz FM変調145.00Mhz144.70〜145.65MHz145.00MHz (呼出兼、非常) 145.50MHz(非常)
430MHz FM変調433.00Mhz431.40〜431.90MHz 432.10〜434.00Mhz433.00MHz(呼出兼、非常) 433.50MHz(非常)

平成27年1月5日施行のバンドプラン

呼出開始#

呼出側
非常 非常 非常 CQ CQ CQ
こちらは
呼出側のフォネティックコード
呼出側のコールサイン
東京都奥多摩町◯◯山 移動です。
どなたか応答願います。

上記を誰か受信してくれるまでくり返します。

相手から応答がありました・・。。

応答側
非常 非常 非常 呼出側のコールサイン
こちらは
応答側のコールサイン
59(ファイブ・ナイン)で聞こえています※1
どうぞ。
呼出側
非常 非常 非常 応答側のコールサイン
こちらは
呼出側のコールサイン
応答ありがとうございます。
59(ファイブ・ナイン)で聞こえています。※1
周波数を変更します。144.80MHzです。よろしくお願いします。どうぞ。

※周波数144.80MHz(予め確保していたサブチャンネル)に移って詳しい話しをする。
と言った流れ。コールサインとRSレポートの交換が終わったら、以下のようにして話す。

交信例#

応答側
相手局のコールサイン こちらは
自局のコールサイン
会話をする。
どうぞ。

この時、遭難場所を詳しく(出来ればGPSで座標)けが人の氏名、年齢、性別、住所、電話番号、ケガの状態、周辺の情報など詳しく伝えて、山岳救助隊の出動要請をする。
また、交信終了前に、後日にお礼をするために、協力してくれた方の連絡先を聞いておく事。

交信の終了#

呼出側
応答側のコールサイン こちらは
呼出側のコールサイン
非常通信を以上で終了します。ご協力ありがとうございました。
さようなら。

以下補足説明。

アマチュア無線は、コールサインと、RSレポートの交換をもって、交信が成立したとみなされます。Rはリーダビリティーで、相手の会話がどのくらい聞き取れるかで判断します。
Sはシグナル・ストレングスで、無線機のSメーターを見ればだいたいの目安がわかります。

コールサインの確認、RSレポートの交換が終わったら、会話を円滑にすすめるために、自分の名前を伝えても良い。名前を伝えるには和文通話表を用いて伝える。

通信例
「QTHは、東京都奥多摩町です。大阪のオ クラブのク 煙草のタ マッチのマ 奥多摩町です。私の名前は田中と言います。 タバコのタ 名古屋の名 為替のカ タナカといいます」

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